虫歯の予防・治療の基礎知識についての紹介です。
矯正の基礎知識
一般的には矯正治療の費用には、施術料と各月の経過観察および処置料が発生します。
施術料は70万円〜100万円位、経過観察および処置料は5千円〜1万円位の場合が多いのではないでしょうか?
費用については、難易度や方法、専門医かどうか、などにより一定ではありませんのでその医院でよく説明を聞くことが大事だと思います。
一般的な矯正治療では、歯にワイヤーという針金のようなものをつけて、2〜3年かけて治療していく場合が多いと思われます。
成人してからの治療の場合、仕事(通院に要する時間等)や対人関係(審美的な面)などの面でやや治療しにくい条件が出てくる
事あるかもしれません。それらの事を考えた場合、
社会性の少ないこどもの時期に治療を終了してしまう方が有利という考え方もあるのではないでしょうか。
子供のうちの矯正は一般的に歯列育形成と言われ、「乳歯列のうちから乳歯を基準にしてできるだけよい歯並びにしていく」
という概念から出発し、なるべく自然の咬合を作っていく矯正です。
虫歯治療と歯の矯正どちらの治療を優先した方が良いか良いかということになりますと、
口の健康を考えるとどちらも重要になってくる場合があると思います。
しかし、
矯正治療というものは基本的には生えはじめた歯に対して行うものです。虫歯だらけの歯を矯正しても意味が半減してしまいます。
後で矯正治療を行うのであればまずはそれまでの期間は虫歯治療を優先しておいた方がいいのではないでしょうか。
歯列矯正には適した時期があります。
歯の矯正で何もかも良くなるというものではありません。うけ口やすれちがいのかみ合わせなど、 上下の歯の位置が大きくずれている場合は矯正治療によりある程度改善されますが、 さらに安定した噛み合わせにするには矯正治療終了後、 顎関節の位置まで考慮した精密なかみ合わせの調整治療(咬合調整)が必要になってきます。 とにかく、骨格を治す訳ですから、時間はかかりますね。
一般歯科では、虫歯や歯周病の治療が主で、削って詰めたり、歯の根の治療をしたり、 歯石を取ったりという事が中心で行われていますが、矯正歯科では、受け口や、八重歯、 重なり合った歯など、悪くなった歯並びを治す治療が行われます。