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穴の空いた歯

虫歯の予防・治療の基礎知識

最も平均寿命の長い歯は下顎の犬歯や切歯(せっし)で、歯(永久歯)が生えてから約63年です。また、最も寿命の短い歯は、 下顎の第二大臼歯(だいにだいきゅうし)で約45年です。また、女性の歯の寿命は男性よりも短いようです。出産で、カルシウムを胎児に 奪われているからでしょうか?

しかしこれらは管理ができずに虫歯や歯周病になった歯です。健康な歯は唯一磨きすぎて削られることによって (ごくまれに破折もありますがこれは事故です)無くなるという現象が起こりますので、歯の寿命は120年と推測されます。

歯を失う原因の90%以上は、むし歯によって歯髄の喪失した歯の破折や根の病気、歯周炎を悪化させた場合や、 異常な力が常に歯にかかって歯を破折させたり、歯槽骨を溶かしていく場合のいずれかです。これらを予防し、 バランスを常にチェックしていくことで、歯の寿命を伸ばすことは可能なのです。

 
 

歯その2

歯その1

虫歯を予防する飲み物よりも、作りだす飲み物を知りましょう。歯は大理石と似たような成分でできていますので酸に弱いです。 ですから乳酸飲料やお酢、レモン汁は駄目ですね。また糖分が多く含まれている飲み物も虫歯菌は大好きですから良くありません。

ちなみに糖類の一日の摂取量は20g以下です。砂糖や菓子類は勿論のこと、果物にも果糖という糖類が多く含まれていますので注意して下さい。 清涼飲料水は多い物で全体量の10%ほどが糖分で占められていますので、350ml.の清涼飲料水なら35gの糖分が含まれている計算になります。

家庭でのホームケアと歯科医院でのケアで、かなり歯を長持ちさせることができます。 そこでホームケアーとプロフェッショナルケアーを簡単に説明しましょう。

≪ホームケア≫

口腔清掃
歯ブラシ・デンタルフロス・歯間ブラシを上手に組み合わせて、効果的なプラークコントロールをしましょう。 尚歯ブラシだけでは意外と40%しかプラークは取りきれません。
甘味制限
プラークが形成される甘いもの(特に糖類)は、なるべく少なくしましょう。

≪歯科医院でのケア≫

定期健診
3ヶ月に1回は歯科医院でメンテナンスチェックしましょう。 但しこの場合はご自分の歯に関するデータを記録し、長期に保存してくれる医院で無ければ意味がありません。
歯石除去・歯面研磨
自分でどうしてもできない歯間や、歯面や根面をツルツルときれいにするため歯科衛生士が行います。