歯医者さんに治療に行く前に、不安にならないための予備知識の紹介です。
歯医者って、できれば行きたくないっていうイメージがつよいですよね。あの、「キーーン」っていう治療中の独特の機械音が、
痛さを倍増させるんですよ。だから、激痛が起きるまで歯医者には行かないって人多いですね。
気持ちは分からなくは無いですが、それは、治療を長引かせて治療費もかかってしまい良いことは何もないです。
だから、あれっ?おかしいなと思ったらすぐに歯医者に行きましょう。もし何も無くても、歯石を取ってもらえたり、
思わぬ虫歯を見つけてもらえたりと、行って損したと思うことは無いでしょう。又、年齢を重ねると歯茎が痩せて思うように食べ物が噛めな事があったり、
口臭が気になったりと、歯その物は何も問題なくても口内の人には言えない相談にも応じてもらえます。
あなたも大変なことになる前に、是非歯医者に行って見てください。そして、ここではその前に知っておきたい予備知識をご紹介します。
あなたのオーラルケアへ背中を押すことができたら幸いです。
虫歯の予防・治療の基礎知識
最も平均寿命の長い歯は下顎の犬歯や切歯(せっし)で、歯(永久歯)が生えてから約63年です。また、最も寿命の短い歯は、
下顎の第二大臼歯(だいにだいきゅうし)で約45年です。また、女性の歯の寿命は男性よりも短いようです。出産で、カルシウムを胎児に
奪われているからでしょうか?
しかしこれらは管理ができずに虫歯や歯周病になった歯です。健康な歯は唯一磨きすぎて削られることによって(ごくまれに破折もありますがこれは事故です)
無くなるという現象が起こりますので、歯の寿命は120年と推測されます。
歯を失う原因の90%以上は、むし歯によって歯髄の喪失した歯の破折や根の病気、歯周炎を悪化させた場合や、
異常な力が常に歯にかかって歯を破折させたり、歯槽骨を溶かしていく場合のいずれかです。これらを予防し、バランスを常にチェックしていくことで、
歯の寿命を伸ばすことは可能なのです。
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矯正の基礎知識
一般的には矯正治療の費用には、施術料と各月の経過観察および処置料が発生します。
施術料は70万円〜100万円位、経過観察および処置料は5千円〜1万円位の場合が多いのではないでしょうか?
費用については、難易度や方法、専門医かどうか、などにより一定ではありませんのでその医院でよく説明を聞くことが大事だと思います。
ホワイトニング
ホワイトニングは文字通り、何らかの原因で歯磨きや施術など簡単に汚れが落ちなくなった歯を、白く綺麗に見せるようにすることです。
ホワイトニングをする前に、まず自分の歯がなぜ汚れているのかを担当医に診てもらい原因をはっきりさせてから、処置をを選択する必要があります。
- (1) 虫歯による変色
- 変色した部分を削りとり、白いレジンという材料をつめたり、セラミックス修復をします。
- (2) プラークや歯石が付いている場合
- ブラシやフロス、超音波スケーラーなどの器具で、表面のプラークや歯石を除去します。
- (3) コーヒー、紅茶、などによる着色
- エアフローなどの特殊な機械により、細かい粒子を吹き付けてこびり付いた着色を除去していきます。
- (4) 歯その物の色を白くしたい場合
- いわゆるホワイトニングの方法により白くします。(歯の表面にホワイトニング剤を塗布し光や熱により反応させて白くします。)
インプラント・ブリッジ
インプラント
歯科医院の技術によって異なります。手術費用と上部構造(冠、ブリッジ)などに分けているところもあるでしょう。
手術費用は保険適用外なので約20万円くらいからが多いと思います。その他、手術は骨を作ったり(GBR)、上顎洞を挙上する手術
(サイナスリフト、ソケットリフト)と併用したらさらに高額になります。しかし、医療費控除の対象になりますので、
確定申告時に申告すれば、ある程度戻ってきます。
上部構造の費用も被せるものによっても違いがあることが多いので、事前によく歯科医院に相談して下さい。
ブリッジ
保険治療の場合のブリッジは部位によって異なりますが、3つ繋がっているブリッジは大体5万円ぐらいですので
3割負担であれば窓口で支払う費用は1万5千円位です。自費治療のブリッジは1歯10万から13万円くらいですので
約30万から40万円位の費用とかなり高額になります。
保険治療と自費治療には大きな費用の差がありますが、歯を1本失ったが故に行われる治療ですので、残りの歯を悪くさせないためにも、
金額だけで判断しないほうがよいと思われます。保険の治療や自費の治療のメリット、デメリットを十分に検討し、
今後歯を2度と失わない為にはどうしたらよいかを考えてどのような治療を受けるかを選択してください。